患者様一人ひとりと向き合い、必要に応じたサポートを提供

介護士 2021年 入職

家族が倒れてしまったことがきっかけで介護士の道を選ぶ。施設での介護士を7年ほど経験したのち、蒲郡厚生館病院へ入職。介護福祉士国家試験の取得を目指し、仕事と勉強を両立している。

介護士を目指したきっかけを教えてください。

私の祖母が倒れたことが介護士を目指したきっかけです。当時、中学生だった私は祖母に何もしてあげることができず悔しかったのを覚えています。そのときから看護師か介護士になりたいと考えており、この先、家族や親戚に何かあったときに力になりたいと思い、最終的に介護士の道を選びました。

仕事内容、仕事をする上で心がけていることを教えてください。

私が担当しているのは回復期病棟です。仕事内容は日によって異なりますが、口腔ケアや排泄・入浴のお手伝いなどをしながら、在宅復帰を目指す患者様の日常生活をサポートしています。患者様と関わる上で、在宅復帰をされたときに困らないように、サポートが必要な部分とそうでない部分を判断し、なるべく自分でできることはやっていただくようにしています。

この病院で働いて感じたことはありますか?

院内に託児所があるので非常に便利です。私がこの病院を選んだ理由のひとつでもありますが、子どもの預け先を気にせずに仕事に専念できるのはいいですね。また、以前の職場は介護施設だったのですが、病院は医師や看護師、リハビリ職員との連携が欠かせません。同じ介護職でも役割や仕事内容が異なるため、慣れるまでに時間がかかってしまいました。

今後の目標を教えてください。

スキルアップを目指して、現在所持している介護福祉士実務者研修に加え、介護福祉士国家試験への挑戦も視野に入れています。資格取得によって対応できる業務の幅が広がり、より患者様のケアに貢献できると考えたからです。再来年の試験の受験に向けて、資格を取得できるように頑張ります。

介護士さんを目指されている学生さんにメッセージをお願いします。

介護士の仕事は、すごくきつくて大変というイメージがある方も多いと思います。もちろん大変なのですが、それだけではないということを伝えたいです。この病院は職員同士の関係性もよく、他職種と協力しながら患者様一人ひとりと向き合えるので、すごく働きやすいなと感じます。ぜひ介護士を目指すみなさん、一度お話を聞きにきてください。