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作業療法士 2023年 入職

お世話になった祖父母や地域の高齢者に、仕事を通して恩返しをしたいという思いで作業療法士を目指す。蒲郡厚生館病院に入職して1年目。日々、多くのことを学びながら患者様のリハビリに励む。

作業療法士を目指したきっかけは何ですか?

小さい頃に祖父母や地域の高齢者に面倒をみてもらっていました。働いて元気な姿を見せることがお世話になった方々への恩返しだと思っていましたが、高齢者の身体の機能低下や認知症といった課題について考えるにつれ、高齢者のサポートができる仕事に就きたいと考えるようになりました。そこで出会ったのが作業療法士。この職業を通じて、お世話になった方はもちろん、地域の高齢者がいつまでも自分らしく暮らせるお手伝いをしたいと考えたのがきっかけです。

仕事内容、お仕事をする上で心がけていることを教えてください。

私の主な仕事は、回復期病棟にいらっしゃる患者様のリハビリです。1人1時間ほどのリハビリを1日7人前後担当していて、常に患者様が何を望んでいるかを考えながらリハビリに取り組んでいます。患者様一人ひとり身体の状態が異なるため、様子を見ながらやりづらそうだと感じたらアプローチの仕方を変えながら工夫をするようにしています。

病院ならではの特徴やメリットだと感じる部分はありますか?

同じ職種同士もそうですが、他職種の方とコミュニケーションをとる場面が多いと感じました。介護士や看護師たちと情報共有しながら一人の患者様を支えているのが、この病院ならではの特徴だと思います。また、みらいあグループには介護老人保健施設やデイサービスなどもあり、それぞれの施設に作業療法士がいます。コロナ前までは交流があったと聞いているので、今後、お互いに情報交換していけたらいいですね。

今後の目標を教えてください。

私はこの病院に入職して1年目です。まだ慣れない部分や想定外のことも多いですが、この1年で多くのことを学びました。これから下の世代も入職してくるので、今までの自分の経験を大切にしながら、後輩のサポートやアドバイスができるようになりたいです。そして彼らが働きやすい環境を作れたらいいなと思います。

学生さんに向けてのメッセージをお願いします。

蒲郡厚生館病院はいろんなことに挑戦できる環境だと思います。前例や固定概念にとらわれずに新しいことに挑戦することで、今までと違った結果が得られるかもしれません。不安があれば先輩方にも相談できるので、自分の考えをしっかりもった方であれば、この病院で活躍できるでしょう。学生時代にいろんなことに挑戦し、視野を広げておくといいと思います。